ギターの正しいチューニング方法とは?音名の基礎知識
こんにちは、たけぼんづ(@takebonds)です。
ギターのチューニングは正しく行えていますか?
チューニングとは、各弦の音程を決められた高さに合わせることです。
練習前や弦を張り替えた後など、必ずチューニングをする癖をつけましょう。
正しい音程で練習することによって、音感を身につけることができます。
・音名の基礎知識
・ギターの正しいチューニング方法
今回は、上記にフォーカスして解説していきます。
この記事を読んで、正しいチューニング方法をマスターしましょう。
それではご覧ください。
音名の基礎知識
まずは、音名の基礎知識です。
音名とは、絶対的な音の高さを表すもの。
皆さんがよく知る、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シのことです。
実はこれ、日本語表記ではなくイタリア語表記なんですよ。
ギターの楽譜やコードには、これを別の音名で表します。
それが以下の通りです。
【 英語表記 】
C(ド)・D(レ)・E(ミ)・F(ファ)・G(ソ)・A(ラ)・B(シ)
この英語表記ですが、なぜAから始まらないのか。
※少し話がややこしくなりますので、興味がなければ飛ばしてください。
実際にラから音名を並べてみると、A・B・C・D・E・F・Gになります。
これは俗にいう、イ短調というやつです。
今ではハ長調が一般的になり、C・D・E・F・G・A・Bになりました。
ちなみに日本語表記では、ハニホヘトイロと表します。
凄く分かりにくい並び方になってしまいましたね。
ギターの正しいチューニング方法
それでは早速、正しいチューニング方法を解説していきます。
チューニングのやり方は、大きく分けて2つです。
・耳で確認する
・チューナーを使う
耳で確認しながらチューニングをするのは、音感がある上級者向けです。
なので今回は、最も一般的なチューナーを使った方法を紹介します。
ペグを回して調整する
ギターはペグを回して音程を上げたり下げたりします。
画像のような、赤枠で囲った部分がペグです。
ペグを回すと、弦を巻いたり緩めたりできます。
これがギターの音程を変える仕組みです。
弦を巻くと音程が上がり、緩めると下げることができます。
チューナーを使う
レギュラーチューニングでは以下のように音程を合わせます。
・6弦=E(ミ)
・5弦=A(ラ)
・4弦=D(レ)
・3弦=G(ソ)
・2弦=B(ラ)
・1弦=E(ミ)
これを各弦の開放弦に音程を合わせましょう。
開放弦とは、何も押さえない状態で鳴らした音のことをいいます。
チューナーの種類
・ケーブル・マイク内蔵式
ケーブルやマイクで音を拾ってチューニングをします。
メトロノームと一体型になっているタイプもあるので便利です。
・クリップ式
ギターのヘッドに付け、振動から音程を感知してチューニングをします。
マイク内蔵式と違い、ライブなどの音が大きい場所でも問題なく使えるでしょう。
その他にもエフェクターボードに組み込める、ペダル型も存在します。
チューナーは、基本的に針を画面の真ん中に合わせましょう。
#や♭が光ると、音程が合っていないことになります。
※メーカーや種類によって、やり方は若干異なりますのでご了承ください。
1弦まで音程を合わせ終えても、6弦からまた少しずれてしまいます。
これはギターの特性上、仕方のないことです。
何度かチューニングを繰り返し、より正確な音程を目指しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
・音名の基礎知識
・ギターの正しいチューニング方法
これらを踏まえて、普段から音感を鍛えていきましょう。
読んでいただきありがとうございました。